ホッパーとコンパレータの組み合わせにより工業MODで実装されているようなアイテムを自動で仕分けしてくれる装置が比較的簡単に実現できる。
コンパレータの入力側のインベントリの内容量によって出力距離が変化する性質と、ホッパーのRS入力によってアイテム輸送を停止する性質を利用する。

 

図のような配置を仕分けたいアイテムの分だけ手前または奥へ並べる。原理的には何列でも隣接して接続が可能。上段のホッパーは奥か手前に向け次の仕分け器に接続、下段は収納用のチェストに接続する。
終端には残り物を収納するチェストを接続する。

 

タイプ1【横から見た図】

 

item_sorter1
※隣接させるとRSが隣と繋がってしまうが、コンパレータの出力は2ブロック分までなので隣に影響を与える事はない。

 

タイプ2【横から見た図】
item_sorter2
※2種類の構造の組み合わせ。RSが接続しないパターン。

 

配置したら以下のようにホッパーのインベントリを埋める(以下では1スタック=64個であるようなアイテムを考える)。
1. まず下段のホッパーにはRS入力がされている状態でインベントリの一列目に仕分けたいアイテムを1スタック入れ、残りの4つの列にはそれ以外のアイテム(何でも良い)を一つ以上入れる。
2. 下段を1のように埋めたら、上段のホッパーのインベントリの一列目に仕分けたいアイテムを18個入れ、残りの4列には「仕分け装置に流さないアイテムで、下段で残りの4列を埋めるのに使ったものとは異なるアイテム」を「1つずつ」入れる。要は全部で22個、ぎりぎり64×5÷14=22.85..を越えないようにする。

 

※1スタック=16個のアイテムを仕分けたり埋めに使用する場合、1スタック=64個のアイテムの4倍とカウントして、上段の合計がぎりぎり23未満になるよう埋めればよい(一列目のアイテムが一つ増えたときにちょうど23以上になるように)。下段は何でもよい。
例)上段:卵4、土1、土1、土1、土1
下段:卵16、丸石1、丸石1、丸石1、丸石1

 

タイプ3

logo2

タイプ1,2は下段にアイテム欄の埋まったホッパーを用意することで、上段のホッパーは下段に特定アイテムしか流し込めなくなることを利用している。

下段のホッパーの代わりにアイテム欄の埋まったドロッパーやディスペンサーを用いることでも同様にアイテムの仕分けを行うことができる。
仕分けしたアイテムを上向きに運搬するためにドロッパーに流し込んでいるようなケースで有用だが、
ホッパーのアイテム欄を埋めるのに比べ、ドロッパー・ディスペンサーのアイテム欄を埋めるのに沢山のアイテムが必要になる点で不便。